EXPO 2025 大阪ヘルスケアパビリオンについて

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2025.06.11 パビリオン運営

大阪ヘルスケアパビリオン 水盤施設のEMA-PCR 法によるレジオネラ属菌の検査結果について

 大阪ヘルスケアパビリオンの水盤施設について、迅速検査法であるEMA-PCR法によるレジオネラ属菌の検査を実施していましたが、本日、その検査結果が10cells/100ml未満であることが判明し、指針値以下である見込みとなりましたので、お知らせします。
 あわせて、公定法である培養法による検査についても実施中であり、それについても結果が判明次第お知らせします。

(参考)「レジオネラ症防止指針」における指針値は、100CFU/100ml未満
※「cells」と「CFU(Colony forming unit)」の違い
「cells」は遺伝子から検出された菌の数を指しており、生菌・死菌を問わないのに対し、 「CFU」はコロニー(集落)を形成することができる生菌の数を指している。

 大阪ヘルスケアパビリオンでは、万博開幕以来、次亜塩素酸ナトリウム、モノクロラミン及び銅イオンの薬剤投与を定期的に行うとともに、ろ過循環及び清掃により、水盤施設の水質管理を行っております。
 6月4日に、2025年日本国際博覧会協会から、ウォータープラザの海水から、『レジオネラ症防止指針』の指針値以上のレジオネラ属菌が検出されたと発表されたことを受け、当館の水盤施設においても、6月6日にレジオネラ属菌の検査(EMA-PCR法および培養法)を実施し、このうちのEMA-PCR法の検査結果が判明したものです。
 また、6月5日以降、大阪ヘルスケアパビリオンでは、万が一の安全面を考慮し、屋根からの水が飛散しないよう、開場時間中の散水を停止するとともに、水盤への接触防止のため立ち入り禁止の案内板を設置しておりますが、公定法である培養法による検査結果において指針値を下回ることが確認できるまでは、引き続き当該措置を継続します。